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発達障害ADHDの特性とは?【注意欠陥多動性障害】

みなさん、こんばんは。
臨床心理士のゆり(@counseler_yuri)です。

昨日までは発達障害のASD自閉性スペクトラム障害の特性についてご紹介していました。

本日はADHD注意欠陥多動性障害についてご紹介します。

発達障害*ADHD注意欠陥多動性障害の特性とは?

ADHD注意欠陥多動性障害の特性は大きく2つに分かれます。

不注意

集中力が続かなかったり、落とし物が多かったり、遅刻や期限内に課題を終えるのが苦手だったりします。

あと、整理整頓が苦手で机の上や部屋が物であふれている場合も多いです。

多動性・衝動性

考えるよりまずは行動です。

アルコール物質乱用のリスクもあります。

お買い物でついつい買いすぎたり、ネットでいきおいで買い物しやすいです。

身体的な危険を伴う活動に魅力を感じやすく、スカイダイビングとかバンジージャンプとか興味があるかもしれません。

何かにつき動かされるような感覚で行動し、それがうまく行くことも多いと思います。

また、身体的な落ち着かなさを感じたり、ひとつの場所でじっとしているのは苦手です。待ち合わせでは相手が来るまでウロウロしてるかもしれません。

※大人のADHDは子供における現れ方と異なります。子供は過度に落ち着きがなかったり、そわそわすることが多いですが、大人になると外からは見えづらくなります。会話における衝動性としては現れやすいです。誰かの話が終わる前に自分の話を始めてしまったり、会話に割り込んだりしやすいです。

その他

ワーキングメモリーという、記憶の一時保存(電話番号を覚えておきながらメモを探すとか)が苦手だったり、気持ちのコントロール、何かを計画すること、セルフモニタリングといって自分自身を観察することが苦手だったりします。

ADHD注意欠陥多動性障害にはどんな型があるの?

不注意優勢型

不注意の方が目立つ型です。
大人は不注意優勢型と混合型が多いです。
失敗体験が多く、自信がないタイプが多いかもしれません。

混合型

どっちも同じくらいの型です。
友達を作るのは苦手ではないけど、喧嘩したり、失望しやすいかもです。

多動性衝動性優勢型

ほとんど就学前の年齢層に限られると言われています。
お友達と喧嘩しやすかったり、授業中席でジーっとしているのが苦手だったりします。

ADHDの特徴として、子供の頃は多動性(うろうろ)、衝動性(友達と喧嘩)が目立ち大人になるにつれ、多動性衝動性の傾向は減り、不注意が残りやすいです。不注意というのは、ケアレスミスや物忘れなどが多いと思います。

ADHD注意欠陥多動性障害の原因理論とは?

前頭前皮質の活性化と関係

ADHDは前頭前皮質の活性化と関係していると言われています。前頭前皮質は、脳の実行機能が関係しているところです。

実行機能とは、自分の注意力や行動をコントロールする機能です。

神経伝達物質ドーパミンやノルアドレナリン

前もお伝えした気がしますが、ADHD注意欠陥多動性障害は、ドーパミンやノルアドレナリンと関係しています。

脳の回路:報酬系との関係

脳には報酬系という回路があります。

報酬系とは、何か心地よいことが起きたときに活性化し、「快楽」を感じさせるシステム回路です。

この報酬系の不安定さがあり、「待てない」につながりやすいという研究結果があります。

もし、自分で自分にご褒美をあげるときは、なるべく早くあげないと効果が出ないということです。

ADHD注意欠陥多動性障害とは、具体的にはどんな人たち?

苦手の話ばかりだったので、素敵なところをお話しします。

感度が高く流行に敏感

おしゃれだったり、最新のトレンド、グルメ情報に敏感です。

腰が軽く新規事業に着手

流行をとらえつつ、新しいものにチャレンジしていく、ベンチャー企業の社長に多いです。
あと、医者にも多いような・・・

独創的なアイディア

独自の感性からアーティストなど表現者にも多いです。

旅人など

世界中を旅しながら情報を発信していくような、既存の会社員とは異なる勤務形態を開拓していくような魅力的なひとたち。

 

わたしの周りのADHDはこんな方たちです。

自分に合った生き方を見つけて、それを形にしていくまでが大変だと思います。

それでは、今日はここまでです。

また、読みにきてください(^^)